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東証の市場区分再編について
2022年04月07日
皆さんもニュースや新聞等でご存じだと思いますが、2022年4月4日、東京証券取引所の市場区分見直しにより、新しい市場区分がスタートしました。
従来の「東証第一部、東証第二部、東証マザーズ、JASDAQ(スタンダード・グロース)」の4つから、「プライム市場・スタンダード市場・グロース市場」の3つの市場区分へと変更になりました。
群馬県に本社を置く上場企業は22社あり、そのうち10社は、「プライム市場」へ移行しましたが、一部の旧東証一部上場企業は「スタンダード市場」への移行を選択しました。
なかにはプライム上場の基準を満たしながらも、あえてスタンダードを選択した企業もあるとのこと。
プライム市場の上場維持基準は、株主数800人以上、流通株式数2万単位以上、流通株式時価総額100億円以上、その他にも社外取締役の割合など、従来の基準と比べて厳しくなっているようですが、株式の保有構造には各企業における考え方があると思いますし、企業の評価基準は市場区分がすべてではないと個人的には感じます。
群馬県には非上場企業がたくさんあり、当社とお付き合いしている非上場企業の中にも、高い収益を上げていたり、魅力的な事業を行なっている企業が数多くあります。
このような群馬県の企業状況を身近で感じているため、余計にそう思うのかもしれません。
もちろん、転職の目的を叶えるには上場企業しかない!という方には非常に重要な事項だと思いますが、そうではない方は、あくまで参考情報として、「自身にとって本当に大切な事項」にも目を向ける方が良策だと感じます。
スターキャリア 片山
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