なぜ転職活動は在職中をおすすめするのか?
2022年02月08日
少し前に、転職活動は在職中と離職後どっちがいい?というブログを書きましたが、今回はその続編としてもう少し掘り下げてお話してみます。
スターキャリアが転職希望者との会話の中で、「先に辞めることを考えている」と聞いた際には、特別な理由がなければ、先に辞めることは止めています。
もちろん転職活動のための休みや有給が取れないなど、色々な事情はあるのは重々承知しています。
では、なぜ先に辞めることは止めるのか。その理由である、リアルな採用現場のお話をご紹介します。
例えば、当社がすでに離職している方を企業へご紹介した場合、ほぼ全ての場合に「なぜ先に辞めたんですか?」と聞かれます。
まさかクビになってないですよね?とか、会社とケンカしてないですよね?などと聞かれたこともあります。
履歴書の配偶者欄に【有】と記載がある場合には、「家族は大丈夫なのでしょうか?」、扶養家族がいる場合には、「ちょっと無責任者なのでは?」など、あまり計画性がない人と判断する採用担当者もいます。
また、転職理由にもよりますが、転職活動をしても必ずしも目的が叶うとは限りません。
例えば、給与アップを目的とした転職の場合、今の自分の給与提示(市場価値)が一体どのくらいかは、転職活動してみないことには分かりません。
このように不安定要素が多い中で、先に辞めるのはリスクが大きいと思いませんか?
転職の目的が叶うか、叶わないかを知るためにも転職活動が必要であって...。
まさか退職が目的なの?と応募企業に疑われてしまうリスクを避けるためにも、出来れば在職中に転職活動することをおすすめしています。
今回のお話は、あくまで当社の実体験に基づくものですので、必ずしも転職活動は在職中でないといけないという訳ではありません。(当社をご利用の方でも、離職後に内定を得て転職した方はたくさんいます。)
もし今現在、まさに先に辞めようか迷っている方がいましたら、少しでもお役に立てば幸いです。
スターキャリア 飯塚