群馬の転職支援会社として2016年を振り返って
2016年12月30日
群馬で転職支援会社を行っている当社の立場で、
今年一年、印象に残っていることを挙げてみます。
高い求人倍率や売り手市場などのニュースが賑わっていますが、
当社でも肌で感じられることとして、求人依頼の増加がありました。
大手企業の群馬の営業拠点での募集から、
地元の中小企業からの募集など途切れることなくご依頼がありました。
「とにかく応募者が来ない」という企業からの声をたくさん聞いた一年でした。
求人数でいえば、金融ショック以前のような賑わいでした。
ただ、求人を出す企業の業種は少々異なると感じました。
当時は製造メーカーからのエンジニア募集の依頼が多くありましたが、
今年は営業から、エンジニア、事務系など幅広い印象です。
現在の傾向はまだ数年は続きそうですし、今後の労働人口の減少を見据えれば、
長く緩やかにずっと続いていくとも考えられます。
そのような将来的な観点でも、強い危機感を抱いている経営者からの言葉も印象的でした。
(関連記事:採用難に対する経営者の危機意識)
一方、転職希望の方々の場合では、
企業の募集要項により応募状況に変化があったと感じました。
前述のように採用難のなかでも、
募集要件(求められる経験・スキル)自体は緩和しない企業も一定以上あり、
そのような企業に応募する方は例年と変わらない状況でした。
逆に募集要件を緩和する企業もあり、例年よりも応募企業数が少ない段階で、
内定を得る方がいらした印象です。
内定を取れる人は複数取れて、苦戦する人は苦戦するという
二極化が進んでいる点も強く感じました。
高い条件(希望給与など)を設定して転職活動を進めても、
それが叶うケースも多々ありました。
群馬へのUターン転職希望の方では、自分が高く売れそうな今だから、
当初の予定より前倒しにして転職活動をしたいとお考えの方も増えました。
以上、採用側の企業が嘆いている姿と
早い段階で内定を得る方が多いと感じた2016年でした。
スターキャリア 一同