群馬に強い転職エージェントのブログ
安定を求めるとは?
2009年03月07日
現在の経済状況の影響から、転職への希望の中で『安定している会社に転職したい』という要望をよく聞きます。
安定を望むお気持ちはよく理解できます。
一方で、あくまでも一つの考え方として以下の考え方も必要ではないでしょうか。
こんな世の中のため、大企業だから安心とか、昨年までは高い利益を出していたから安心でもありません。ましては、経営状態が磐石な会社に入社できるとも限りません。
万が一何かが起きても、世の中から必要とされる”自分”になっていれば良いのです。会社に安定を求めるよりも安定した自分になれれば良いのです。
少し極端な例かもしれませんが、ここ数ヶ月、介護職を望む方が増えています。
先日もある方(38歳の女性)の発言に
『今までは経理を中心とした事務職に就いていました。しかし、今後を考えると今のままの経理職では安定した雇用を望めるか不安があります。なので、介護の道に進もうと思います。それなら60歳まで仕事がなくなる心配は少ないと思いまして・・・』
まさに、その通りです。
この事例はキャリアチェンジのため、少し極端ではありますが要は将来を見据え必要とされるスキルやキャリアを身に付けて、安定を自分で手に入れるという考え方です。
このように会社に保障を求めるのではなく、自分が重宝される人物になる。
これが全てだとは思いませんが、不況下では特に大切な考え方だと思います。